現場レポート
blog
完成時気密測定を実施いたしました
<今回気密測定を実施した住宅の特徴>
❍28坪の平屋住宅
❍断熱材は旭化成建材株式会社の「ネオマフォーム」を使用し、
外張断熱+充填断熱の付加断熱工法で施工
❍窓はYKKap社製APW330、玄関はコンコード(引戸)を採用
玄関引戸に気密測定器をセットしていざ測定開始・・・しかしエラーが続きました。
気密性能が高すぎてもエラーが出ます。
そこでセットした測定器の上部に通気口を開けました。
大きさは4.5㎝×7.5㎝ 面積33.75㎠の通気口です。
そして再度測定するとC値0.3㎠/㎡と表示されました。
開けた通気口の大きさを考慮すると(通気口を開けず測定した場合のC値は)
◎通気口の大きさ 4.5㎝×7.5㎝=面積33.75㎠
◎αA値(家全体の隙間面積)上の写真に表示されているαA値=34㎠
この数値から通気口の隙間を差し引くと 34㎠ー33.75㎠=0.25㎠
◎C値 αA値÷S値(実質延べ床面積) 0.25㎠÷116.50㎡=0.00214㎠/㎡
C値0.00214㎠/㎡のかなり気密性の高い住宅に仕上がったことがわかり、ますますモチベーションが上がりました。
C値は0.1㎠/㎡となります。
おすすめ記事
前後の記事
- 前の記事
- 四季折々を愉しむ庭と暮らしを愉しむ家
- 次の記事
- 墨出し作業を実施しました